筆についた油絵の具がなかなか落ちない、
パレットで油絵の具が固まって
落ちなくなってしまった、
絵の具の蓋が固まって開かない…などで
悩んでいませんか?
筆のお手入れやパレットの絵の具の落とし方、
絵の具の蓋が簡単に開くようになる方法、
チューブやキャンバスの捨て方などの
お困りごとを解決します。
パレットの油絵の具を落とす方法

木製のパレットを使っている方はパレットの
お手入れをしてパレットをきれいに保つこと
も大事です。パレットが汚れたら
パレットナイフで余分な油絵の具をとり、
布やキッチンペーパーで拭います。
パレットに筆洗油やテレピンをつけてから
こすると取れやすくなります。
固まって取れにくい絵の具にはストリッパー
(油絵の具の剥離剤)を垂らして5分~10分
放置してからこすると落としやすくなります。
キレイに油絵の具が取れたら最後に
リンシードオイルを塗ってコーティングして
おくと絵の具が木に染み込みづらくなり
次回使う際にパレットの掃除がしやすくなる
だけでなくパレットを長持ちさせることが
できます。
木製パレットは定期的なお手入れが必要
ですが後片付けが簡単な紙製のパレットも
あります。
筆についた油絵の具を落とす方法

筆を使った後はしっかり洗ってお手入れ
しましょう。
まず使い古しの布や新聞紙、
キッチンペーパーなどで筆の余分な絵の具を
取ります。繊維が毛羽立つタオルは筆に繊維
が付着してしまうことがあるので
避けましょう。筆は筆洗油を使って3回ほど
洗うのが理想的です。
絵皿を3つ用意してそれぞれに筆洗油を入れ、
一つ目で全体の汚れを取り、
二つ目で毛根の細かい汚れを落とし、
三つ目で仕上げ洗いをしましょう。
まだ汚れが残る場合は台所用洗剤で
仕上げ洗いをします。
クサカベから販売されている
「ブラシクリーナーデラックス」は洗浄力が
強くリンスが配合されています。
使用後に石鹸での水洗いが不要なので
時短にもなります。
洗った筆を乾燥させるときは吊り下げるか
平置きします。筆立てに立ててしまうと穂の
根元に水分がたまり劣化の原因になります
ので気をつけましょう。
手についた油絵の具を落とす方法

手についてしまった油絵の具は固形石鹸、
食器用洗剤で落とすことができます。
肌が敏感な方はベビーオイルを使って
やさしくマッサージするように落とすことも
できます。ひどい汚れは除光液または
ブラシクリーナー(筆洗油)をコットンに
とって汚れた部分をふき取ってください。
肌荒れをすることもあるので少量だけ使う
ようにして、洗った後はハンドクリームで
保湿しましょう。
油絵の具のふたが固まったときの開け方

しばらく使っていないと油絵の具や画用液の
ふたが固まってしまって開かなくなることが
あります。そんなときの簡単な対処法を
お伝えします。
ふたに除光液を塗る
油絵の具や画用液のふたが固まって開かなく
なってしまうことがあります。そんなときは
ふたの周りに除光液を少量塗ります。
除光液には油絵の具を溶かす力があるので
開けやすくなります。
ふたを温める
ふたの部分を温めると開けやすくなります。
40℃~50℃の温かいお湯をふたにかけたり、
数秒浸したりするだけで大丈夫です。
温めることで固まった顔料や油分が柔らかく
なり滑りが良くなるのと、内部の気圧が
上がることで簡単に開けやすくなります。
予防策として絵の具や画用液を使った後に
ふたの周りの絵の具や油をぬぐってから
締めると固まりづらくなります。
油絵の具のチューブの捨て方

油絵の具のチューブの中身は新聞紙や布等に
全部絞り出して乾燥させ、燃えるごみとして
出せます。
絵の具のチューブのふたは
プラスチックゴミまたは燃えないゴミ、
(地域によっては燃えるゴミ)です。
チューブ本体は燃えないゴミまたは金属ごみ
となります。
絵の具をふき取った紙や布は乾燥させ、
発火しないように少量の水を入れたビニール
袋に入れてから燃えるゴミとして捨てます。
ごみの分別は自治体によって異なるので
地域のルールも確認しましょう。
また絵の具には有害な成分が含まれている
ものもあります。カドミウムやバーミリオン
系の燃焼する際に有害ガスが発生する絵の具
は燃えないゴミとして処分すると
良いでしょう。
油絵の具には基本的に有害な成分が含まれて
いることがあるので中身が残ったまま
捨てないようにしましょう。
油絵キャンバスの捨て方

習作として描いた油絵作品を処分したい時は
油絵のキャンバスの木枠と画布を分解して
処理しましょう。木枠は燃えるごみとして
捨てられます。画布は絵の具が完全に乾いて
いれば基本的に燃えるごみとして出せます。
50㎝以上の大きなキャンバスは粗大ごみに
なることがありますので、大きな作品は
小さく裁断すると良いでしょう。
キャンバスの画布を留めているキャンバス釘
は基本的に金属ごみまたは燃えないゴミと
なります。自治体のルールも確認しましょう。
まとめ

パレットや筆は制作後にお手入れすることが
大切です。
放置して固まってしまった汚れには
ストリッパーを活用することができます。
また絵の具チューブの蓋が
固まってしまうことが良くありますが、
蓋に除光液を塗ったり、温めることで
簡単に開きます。
道具を上手くお手入れして
制作を楽しみましょう。


















