石膏像の名前は、最初から無理に暗記しよう
としなくても大丈夫です。
デッサンをしていると、どの石膏像も似て
見えてしまい、名前だけを覚えようとしても
なかなか頭に入りにくいことがあります。
ですが、描いた記録をノートに残しながら
石膏像と何度も向き合っていくと、
名前は少しずつ自然に身についていきます。
この記事では、石膏像の名前を
自然に覚えていく方法を紹介します。
石膏像の名前は
丸暗記しなくても覚えられる

石膏像の名前を聞くと、一覧を観ながら
一つずつ暗記しなければいけないように
感じるかもしれません。
ですが、実際には最初から名前だけを
覚えようとしなくても大丈夫です。
石膏像は何度も描いたり見比べたりする
うちに、少しずつ印象と名前が
結びついていきます。
特にデッサンをしていると、形や顔の向き、
髪形、雰囲気の違いに自然と目が向くように
なります。
そのたびに記録ノートへ、像の特徴や
難しかったところ、次への課題点などと共に、
名前も書いておくと、自然と記憶に
残っていきます。
石膏像の名前は、一度で完璧に覚えるもの
ではなく、描く経験の積み重ねの中で自然に
身についていくものです。
まずは無理に覚えようとせず、描いた石膏像
の名前をその都度ノートに残していくくらい
の感覚で大丈夫です。
石膏像の名前が覚えにくい理由

石膏像の名前が覚えにくいのは、珍しいこと
ではありません。最初のうちは、どの石膏像
も白くて似た印象に見えやすく、
違いがはっきり掴みにくいからです。
顔立ちや髪形、首の向きなどに特徴は
あるものの、見慣れていない段階では
そこまで細かく意識しにくく、名前だけを
見ても頭に残りにくくなります。
また、石膏像の名前は普段聞きなれないもの
も多いため、文字だけで覚えようとすると
少し遠い存在に感じやすいです。
名前と実際の形が結びついていないと、
一覧で見たときにはわかったつもりでも、
いざ描こうとすると混ざってしまうことが
あります。
更に、石膏像は見る角度や光の当たり方でも
印象が変わります。
同じ石膏像でも、正面と斜めでは雰囲気が
違って見えることがあり、それが覚えにくさ
につながることもあります。
だからこそ、名前だけを丸暗記しようとする
よりも、自分で描いた記録と結び付けながら
少しずつ覚えていく方が、自然に
身に付きやすくなります。
わたしは記録ノートに書いて自然に覚えた

私自身はデッサンをした後に記録ノートを
つけていて、そこに描いた石膏像の名前、
上手くいかなかったところ、見るべき像の
特徴などを書いていました。
時間があるときは、像の簡単なイラストも
添えて書き、振り返りやすくしていました。
そうすることで少しずつ自然に
覚えていきました。
石膏像は色々な種類があり、初心者向けと
言われている首像から、複雑な形をした
半身像までたくさんありますね。
ぜひ、自分の目で描きたい石膏像を
選んでみてください。難しいかどうかは
別として、純粋に描きたい像を選ぶことで、
お気に入りの像ができて、
「お気に入りの像をうまく描きたい」という
思いから自然と名前は頭に入っていきます。
記録ノートには何を書くと覚えやすいか

記録ノートには
描いた日付
像の名前
どこが難しかったか
どの形が印象に残ったか
どこを上手く描けなかったか
指導を受けて得られた気づき
などを残しておくと、
記憶の手がかりになります。
髪の流れが特徴的だった。
下を向いている像なのに、首の傾きを
上手く捉えられなかった。胴体の厚みや像の量感を
上手く表現できなかった。横顔の印象が正面で見るより複雑で難しい。
など、自分の言葉で書いていくと、
像にどんどん愛着がわいてきます。
迷ったところや苦労したところを中心に
書いておくと、次に同じ石膏像を描いた時に
見方が深まりやすくなります。
石膏像の名前は、きれいにまとめること
よりも、何を感じてどう見たかを残していく
ことで自然に定着していきます。
記録ノートは完璧に書こうとしなくても
大丈夫です。短い一言でも続けていくことで、
石膏像の名前と特徴が少しずつ結びつき
やすくなります。
名前を覚えるために意識したい見方

石膏像の名前を自然に覚えていくには、
ただ何度も名前を見るだけでなく、見るとき
の視点を少し意識すると覚えやすくなります。
髪型・頭の形
まず見やすいのは、髪形や頭の形です。
紙の流れが大きく動いているもの、
頭部のボリュームが強いもの、
額周りがすっきりしているものなどは、
印象の違いとして残りやすいです。
顔の細かい作りよりも最初は大きな形から
見るほうが覚えやすくなります。
鼻筋・口元・首の向き
次に意識したいのは、鼻筋や口元、首の向き
です。どっしり強い印象なのか、
柔らかい印象なのか、首の傾きが強いのか
まっすぐなのかといった違いは、
その石膏像らしさに繋がりやすい部分です。
全体のシルエット
全体のシルエットを見ることも役立ちます。
細部より先に全体の形を掴んでおくと、
似て見える石膏像の違いにも気づきやすく
なります。正面からだけでなく、少し離れて
全体の印象を見てみると、記憶に残りやすい
こともあります。
石膏像の名前は繰り返し描く中で
定着していく

石膏像の名前は、何度か描いたり、
記録ノートに残したりするうちに、少しずつ
印象と名前が結びついていきます。
特にデッサンでは形を測ったり、掴みにくい
微妙な形を描き起こしたり、苦労をしながら
像と向き合う時間があります。
その積み重ねがあるからこそ、丸暗記よりも
ずっと自然に覚えやすくなります。
私自身、描いた後に友達とよく、どの石膏像
が好きか、どの石膏像が苦手かなどを話して
いました。
誰かと話をすることで、最初は名前と像が
一致しなくても、自然と名前が定着していく
ものです。
石膏像の名前一覧を確認したい人へ

石膏像の名前を覚えていく中で、改めて一覧
で確認したくなることもあると思います。
そういうときは、名前と種類をまとめて
見られる記事があると便利です。
記録ノートで少しずつ覚えていきながら、
分からなくなったときに一覧に戻って
確認する使い方をすると、
無理なく整理しやすいです。
石膏像の名前や種類をまとめて確認したい方
は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ

石膏像の名前は、最初から無理に暗記しなく
ても大丈夫です。
描いた石膏像の名前を記録ノートに書き
ながら、印象や気づいたことを少しずつ
残していくことで、名前は自然に
身に付きやすくなります。
名前だけを覚えようとするよりも、
自分で描いた体験を結び付けるほうが、
ずっと記憶に残りやすいからです。
私自身もデッサンの記録を続ける中で
少しずつ覚えていきました。
石膏像の名前は一度で完璧に覚えるものでは
なく、繰り返し描くなかで自然に定着して
いくものだと思います。
石膏デッサンのコツを確認したい方は、
こちらの記事も参考になります。

















